日記過去ログ
〜２月の日記〜

２／１３（木）　　「頭使ったら脳味噌が疲れたゾ」 　　寒すぎて死ぬ…管理人です。 何か暖かいって話をよく聞くんですが、今日はマジで寒かったと思うのです。 もう僕の知り合いがそれだけいろんな場所にいるんだろうなと実感します。 さて、今日はふとツイッター見てたらこんなツイートが目に入ったので、 僕の経験談をちょろっと。お前らこういう話好きそうだしな！ とか言いつつ別に人の悪口を言いたい訳ではないです。 こういうところで話題になるような人達の経験則と言いますかね。 昔、結構それなりに真剣に考察した記憶があるのでそれを思い出しつつ。 こんなのちっとも自慢にならないと思いますけど、 １０や２０ではきかないくらいのヤバイ格ゲーマーを見て来たと思いますなぁ。 僕の経験上、嫌われる人間は最終的に４通りの組み合わせがあると思っています。 まず最初の分かれ道が「自分が嫌われることについて自覚があるかないか」。 次の分かれ道が「自分が嫌われることについて納得がいくかいかないか」。 図にするとこうなります。 全部で４種類の人間が出来ます。 １：嫌われてる自覚があるしそれに納得もしている人 ２：嫌われてる自覚があるけどそれに納得してない人 ３：嫌われてる自覚がないけど納得はしている人 ４：嫌われてる自覚がないしそれに納得もしてない人 きっと長いこと格ゲーやってるオッサン達はこの４パターン全てを自分の目で見たことがあると思いますね。 １は一見「更生しやすそう」って見えるから「腹割って話し合う」とか無駄なお節介を焼いてしまう良い人もいます。 「自覚が出来て納得も出来るなら、反省も出来るはず」って感じにね。可哀想に、損しかしません。 こういう人はせめて別の機会に報われて欲しいと切実に思います。 実際は逆です。「これがありのままの自分だから仕方ない」と割り切って、嫌われても嫌われても同じことをし続けます。 これほどブサイクな「ありのままの自分」というフレーズの使い方は無いです。 多分過去に見たそんな感じの漫画か映画かを思い出しつつ、「今まさに自分がそれ」くらいにしか思ってません。 大体そういう話って最後ハッピーエンドですからね。本人は自分も何とかなると思ってます。ならんけど。 ２が経験上一番多くみた気がします。 ほんとは更に不貞腐れ型と真性型があります。 みんなに叩かれることで嫌がられてること自体には気付くんですが、 「自分が周りから総スカン食らってる」という状況に耐えられなくてキレ散らかして誤魔化すケース（不貞腐れ）と 「お前らの方が間違ってる」と自分を信じ続けるケース（真性）です。 格ゲーマーはとにかくキレ散らかす人間ですからね。不貞腐れ型は非常に多いと思います。 落ち着かせれば何とかなるかなとコンタクトを試みる良い人もたまにいるんですが、やっぱ損しかしません。 こんなんやってることは癇癪起こしてる小学生ですからね。 どんだけ宥めようとしても地面を転がりながらギャン泣きするだけです。ある意味一番精神の幼いパターンですね。 そして真性型はマジでヤバイ奴です。 「信じる」という単語があまり良い言葉に感じなくなってきます。 プライドが高すぎて人の言うことを聞かない人に多いです。 「まぁお前らじゃ俺のこと理解できないのもしゃーないな」くらいにしか思ってない人です。 嫌われる理由を自分ではなく低レベルな周りの人間に求めるタイプですね。 当然人の話を聞く人種ではないし、 流石にこのタイプはまともに会話してもしゃーないって分かり易いので結構干されるのも早いイメージ。 でもこのパターンは本当多い。 もっと言うと、あまり自身に成功体験が無い人に多いです。 数少ない成功した（と自分が評価している）分野ですから、自分にとってはかけがえのない居場所です。 人は、自分の居場所を確保するために必死になります。 でも格闘ゲームなんてコロっと格下に負けるゲームです。居場所を奪われそうになった人間の攻撃性はガチ。 コンプレックスを抱えている人間が多い印象。 ３は１と一緒で、納得が出来ているので物分かりが良さそうに見えるのが罠です。 まぁ確かにこの４タイプの中では辛うじて更生する人間もいるかも知れないタイプだとは思いますが。 つまり、単純に社会経験不足なだけのパターンがあるからです。 「あれ、軽い気持ちで煽ったつもりがめっちゃ雰囲気悪くなったぞ？」ってなった後が運命の分かれ道。 「そうか、これは言っちゃいけないことだったんだな」って学習すれば更生の可能性あり。 後に「あのときはアホなことしたなぁ」と思い出話に出来る未来もありえます。 「そうか『なんだか知らんが』これは言っちゃいけないことだったんだな」って感じに 大事なことを理解しようとしなかったらバッドエンドです。 そんな浅い納得のしかたをしてはいけなかった…。 無自覚に人に嫌われる人間が嫌われた理由を煮詰めないということは、 また知らないうちに同じことをやって嫌われます。 最悪、そのうち先述の１のパターン ＝「あれ、ひょっとして俺またなんかやっちゃいました？（ﾆﾔﾆﾔ」に進化する可能性すらあるという地獄。 繰り返すと自覚はするようになるけど、納得は最初からしてるので１に進化します。 ４はある意味悲しいモンスターとも言えるでしょう。 何故嫌われるかも分からないし、普通は理由の分からないことなんて納得いく訳ないです。 もはや同じ人間とは思えない程、何を言っても通用しません。 このタイプの後味の悪いところは、案外本人は真剣に「言われた悪いところは直したい」と思ってる場合があることです。 でも納得＝理解ができないから直しようがない。何故それをすると嫌われるのかが分からない。 人間、分からないことは制御出来ません。必ずまた同じことをやらかします。 そんな自分に自己嫌悪しつつひっそりと姿を消す、というパターンを何パターンか見たことがあります。 ちなみに、僕は人間的には３かなと思います。 わざと嫌われようとして振舞うことはよほど特殊な状況でない限り無いです。 なので、先行する行為は無自覚に嫌われ得る行為であり、嫌われてる自覚が無いです。 辛うじてこのパターンにならないよう常に気にしているのは相手の反応をよく見ること。 目を逸らす、目が泳ぐ、リアクションの声が不自然に大きい、不自然にリアクションが無い。 必ず自分の予想と違う何かが起こるはずなので、「これは良くないことだったらしい」と心の引き出しに入れておく。 そこで納得出来れば、次からはやりません。 まぁ納得出来なくても少なくともこの人にこれはダメ、ってのが分かればそれ以上は怪我しませんが。 僕は長いこと生きてますが、つい１週間前とかですら「あ、これはやっちゃいけないことだったな」という反省をします。 反省をしてるからセーフと考えるべきか、反省しないといけないようなことをいつまでもやってると考えるべきか その辺りは人それぞれかなという気がしますが。 ただ、僕の経験則上「失敗は常に小刻みにしておいた方が良い」と考えているため 取り返しがつくレベルの失敗は常時やってるくらいで良いと思ってます。 取り返しのつく失敗なんて、失敗ではなく成功の肥やしに過ぎないかなと。 むしろ失敗することを恐れて、いざというときに取り返しのつかない失敗をすることの方が怖いです。 以上、僕がギルオタの頃から見て来た困ったさん達についての分類と考察でした。 ちなみに冒頭の僕が勝手に引用させていただいたツイートでは 「自分の行き場が無くなるようなことをしてる意識」の有無について問題提起をされていましたね。 まぁ上で書いたように嫌われる人間にも種類があるので全員そうかと言われるとそうでもないと思いますが、 恐らくはそんなことよりも大事な「自分の居場所の確保」のために戦ってるつもりなんじゃないかなぁと感じます。 １〜４のタイプに共通してるのは、「謝る気はないし、自分を曲げる気もない」ということです。 「我を通して居場所を確保しようとして、結局行き場を無くす」って感じですかね。 まさか居場所を確保しようとして全部無くなるなんて夢にも思ってないでしょう。 物凄く皮肉が効いてて興味深いと共に、せいぜい自分がこうならないようにしないとな、と思います。