戦国ボイスかるた攻略
【はじめに】(文:ろっきー) ミカドで行われた戦国陸上2010開会式における第1種目だったかるた大会。(動画はこちら) 大方の予想を裏切り非常に白熱した戦いを繰り広げていた訳ですが、 あの場にいた人間は基本的にみんなかるたをするのが初めてでした。 それでも結果的に結構取り札率に差が出た辺り、やはり定石みたいなものはあるんじゃないかと。 そんな攻略誰が得するんだと思うでしょ? でも実はこの戦国ボイスかるた、かなり好評だったようなので次回以降の開催が決定しています。 そして戦国武将たるもの、どんな勝負であれやる以上は勝たねばなりません。 次回があるなら是非参加したいという声も結構聞きますので、 ここらで煮詰めるべきであろうと思いこの攻略を設置しました。 とはいえ確かに僕とかのうさんが第1回大会においては優勝した訳ですが、 果たして何が定石なのかというと未だ手探り状態なのが現状です。 なので、まずは第1回大会中に僕らが気を付けてたことをモデルケースに紹介しながら、 そしてこれを読んでくれた人達の駄目出しなんかも加えていきながら 行きつく先を一緒に煮詰めていけたら良いなと思っています。 では以下でかのうさんが書いてくれたテキストを参考にしつつ、みんなで検証していきましょう。 |
【攻略本編】(文:かのう) 長政沈めばいいのに。 ……あ、失礼しました。つい本音がポロリと。 この度はカルタ攻略テキストを用意しろと、ろっきーさんにスマイル強要されたため、 嫌々ながら渋々所感を書き殴らせて頂きます。 長文になりますので覚悟を決めてお読み下さい。 読むのが面倒な方は、ゆっくりボイスにでも読ませればいいんじゃね? 長政が「チョウセイ」になりますけど。 さて皆さま、カルタと聞いて何を思い出しますでしょうか? 当然、かるた蒐集日本一と言われている兵庫の適翠美術館であることでしょう。 この美術館に集められている作品を見ていけば、 カルタの歴史が全て分かるとまで言われるほどの素晴らしいところです。 歴史と言えば、日本のカルタの歴史を紐解いていけば、避けられないのが天正カルタ。 特に九州筑後の国、三池の住人貞次の作ったとされるカルタこそが、日本最古のものだそうです。 と、このままカルタの歴史について延々だらだら語って お茶を濁してしまおうかとも思いましたが、 そんなことをしても誰も喜ばないと思われますので以下割愛。 そう言うのも、正直何を書けば良いのか分かりません。 別に攻略法なんて思いつきませんし。 優勝者と言うのならば、ろっきーさんこそが主役であろうに。 まぁ、挑発された以上、書かざるを得ないのがBASARAX勢。 面白文体で書こうかと一瞬頭を捻りましたが、 エスプリきいたジョークなんて言えそうにないので真面目に。 しかし、こんな駄文を書いていて2徹になったらどうしよう?(現在、前回の起床から42時間目) 【前準備編】 ☆札を覚える カルタの基本。読み札、絵札を覚える。 これが出来ていれば勝率はぐんと上がります。 格闘ゲームプレイヤーの皆様にとっては、 コンボのレシピを覚えるようなものと言えば解りやすいのではないでしょうか? 特にこのゲームは、お市などのひっかけがいくつもありますので、 読み札のセリフを覚えておくことは非常に重要です。 (以下、全かるたボイス集です。「」が無いものは基本的に頭が文字) ■ 佐助「尻尾まいて逃げちまったほうがよくない?」 信玄「獣の吼えるが如く!」 蘭丸「蘭丸、一番!」 明智「血の香りがしますね」 濃姫「上総介様(かずさのすけさま)、濃(「の」う)めがなしてみせまする」 家康「某(それがし)、徳川家康!この世に平和を作る!」 北条「栄光門(えいこうもん)ある限り、わしは敗れん、ふしゃしゃ!」 風魔小太郎「北条家に仕えし伝説の忍、とくと見るがよい!」 今川「やれ進め、このまま都を目指すおじゃ!」 島津「よわかもんははよ逃げないかんなぁ!」 本願寺「濡れ手に粟(あわ)とあぶく銭ぃ!」 松永「状況とは流転(「る」てん」)する」 武蔵「つまんねー、俺様いち抜けたー」 いつき「ゆーきだーるまごーろごろ♪」 かすが「かすが、忍んでまいります」 まつ「一つ奮いまするは前田家がため…」 ザビー「イヤヨォ!愛は力に屈しないんダカラァ!」 ■ ▼伊達 「レッツパーリィ!楽しもうぜ!」 「竜に睨まれて無事だったヤツはいねぇ」 ▼伊達&幸村 「さあ始めようぜ真田幸村!こっから先は俺たちだけの舞台だ!」 ▼小十郎 「「ふ」…地獄が見てぇか」 「政宗様の背は、この小十郎が預かる!」 ▼伊達&こじゅ バナナ「切り抜けて見せろ、お前ならできるだろ」 ヤクザ「御意(ぎょい)、必ずや生き抜いてごらんにいれます」 ▼幸村 「見ていてくだされ、お館さまぁ!」 「うおおおおー、押せ押せぇ!」 ▼慶次 「恋も喧嘩も押しの一手よ!(キキーッ)」 「平和になれば、恋もできるさ。あんたもどうだい?」 ▼利家 「腹はいっぱいかぁ?気合入れろー」 「なにすんだ!?それ俺のたくあん!」 ▼謙信 「をん・べいしら・まんだや・そわか、毘沙門天よ、ついに!」 「えいこせいすい(栄枯盛衰)、さいごにほろぶはあなたがたですよ」 ▼信長 「天下布武、我こそなさん」 「是非も無し! フハハハハ!」 ▼市 「市のために…頑張って…「ね」」 「「い」ちのこと…助けてくれるの…」 ▼長政 「「む」ごん(無言)・即殺、悪と無駄口、削除なりッ! 」 ▼市&長政 「市、「め」そめそと泣くな」「長政さま…」 ▼秀吉 「「わ」が拳、日ノ本を正すなり!」 「国を掴むため、情けも愛もとうに捨てたわ!」 ▼半兵衛 「全て僕に任せてくれ、秀吉」 「どうしたんだい?そよ風のように軽いよ」 ▼元親 「俺の波だ!ノッて行くぜ!」 「安心しろ…死んだら海に流してやっから…」 ▼毛利 「日輪の加護、常に我が背に」 「毛利の威光を示す働き、見事である」 ▼忠勝 「忠勝こそ最強よ!(キュピーン)」 「食い止め「ろ」忠勝!(キュピーン)」 ☆ポイント!:声優でキャラの判別がつくようにする。 読み札の文字だけでなく、セリフを耳で覚えましょう。 声優さんの声という折角の特徴がありますので、活用しないのは損です。 ロリボイスやショタボイスや子安ボイスや石田ボイスで 股間の鐘楼を剛直化させてしまうような性癖は早めに矯正した方が良いでしょう。 それが社会のためです。ひとつ上の武将を目指しましょう。 ☆ポイント! :絵札の文字は無視する。 特に会場となるミカドブルーシートは、照明の都合上、文字が見えにくくなっております。 札の右上に小さく書かれた一文字で判断するくらいならば、 キャラ絵で判断した方が得策と言えるのではないでしょうか? 同一キャラで複数あるものに関しては、 ポーズや効果に差がありますので、特徴を覚えてしまいましょう。 KGが3枚くらいあった気がしますので、特に彼にはご注意を。 背景エフェクトも似た感じで判りにくかったような気がします(記憶違いだったら失礼)。 ☆ポイント!:無駄な力はぬいておく カルタはスピード命の格闘技です。 緊張などで体を硬くしていては札に伸ばす手は鈍くなってしまうでしょう。 リラックスリラックス。トイレにも早めに行っておきましょう。 本番前にでもガチ勢の方と野試合をし、良い感じで50円玉を吸い込まれてみれば、 全てのことがどうでも良くなり、緊張などなくなります。( ^p^)「はっ」←悟った 長政埋まればいいのに。 以上、前準備。 以下、本番です。 【本番】 ☆ チーム これに関してはランダムなので運に頼るしかないですが、 チームが決まった後に出来ることはあります。 相手に圧力をかけることです。 ろっきーさん、マジ怖い。一見穏やかな表情に見えて、その実、野生剥き出しの獣の目で 「勝ちにいきますよ」と言われると「はい」としか答えられない。 あの日、予選落ちなどしていたら、きっと長政フリスビーで元旦から私の心はへし折られていたでしょう。 長政お亡くなりになれば良いのに。 ……というのは、冗談として。 チームメンバーと作戦を立てるくらいはできるでしょう。 主な作戦につきましては、次の場所取りにて。 ☆ 場所取り 場所取りジャンケンで全敗しましたので言う事はありません(爽笑) それでは話になりませんが、実際、本当に特別に言うこともなく。 基本的なことですが、パートナーと対面になることが効率てきなんじゃないかなー、くらいです。 視野に入る札が増えるのはそれだけで有利です。 *ポイント! が、ここで考えを変えてみましょう。逆転の発想です。 ジャンケンで負けて最後になったチームの二人が、隣同士になるよう残り3チームが仕掛ければ、 多少なりとも有利になるのではありませんか? 確かに! そう思ってしまった方、早計です。 同チームの二人が横に並んでしまうことにより、 その二人の間にある札(通称:ラブ札)には他の武将は手が伸ばし辛くなるというデメリットもあります。 ですので、もし隣同士にされても諦めず、ラブ札だけでも死守するように動ければ、 3〜4枚は持っていけるかもしれません。 本当は動画解析して、場所による札の取得率などを計算しようかとも思いましたが、面倒くさいのでパス。 ☆ カルタの取り方:上からではない。横から滑り込ませるようにゆくのだ! これは膝の上から最短距離で札に手を運ぶためです。 ピンと来ない方は試してみるといいでしょう。 前に適当なカードを配置し、さあ、正座! 手は膝の上に……横に滑るように手を伸ばす! さぁ、どうでしょうか? 一度膝の上から手を持ち上げる曲線軌道よりも直線軌道の方が早いでしょう? また、ミカド大会の場合、審判判定は少なくありません。 その際、より下に潜り込めるやり方は、有利に働くと言えます。 (横から滑り込むため、上から降ってくる手よりも下に潜り込みやすい) NHKで放送されている百人一首の大会などをご覧になれば、 札を横に飛ばす光景は良く目に出来るはずです。 あれは他人に取らせないためのテクニックでもあります。 体ごと突っ込むというのも手ではありますが、 あまりフェアとは言えませんし場所によっては出禁ものですので、熱くなりすぎないよう注意をば。 *ポイント!:諦める勇気。 「レッツパーリィッ!」などは、人気札です。 競争率が高いのは動画をご覧になれば一目瞭然。岡目八目。 それの場所を意識して覚えるくらいならば、不人気そうなカードを覚えた方が良いとは思いませんか? ロリやショタをとっても所詮1枚。ならば不人気キャラを2枚取った方が点数になります。 【終わりに】 以上、主要となりそうな攻略法を書き連ねてみました。 他にもダーティなテクニックはあるのですが、それをオープンにするわけにはいかねぇなぁ。 では、最後に一番重要なことを。 ☆ 本気で楽しむ 「俺、カルタなんてやらねーお(キリッ」 などとふざけたことを抜かしたぱちーのさんが勝てるほど、カルタは甘くねーんだよ! や、もちろん冗談ですが。 どうせやるのだったら皆さん、楽しみましょう。 ……まさかノーモザイク動画があんなに光速でアップされるとは思いませんでした。 もうお嫁にいけない……。 今回に関しては、全員が戦国カルタ童貞だったため、事前準備をしている人は居ませんでした。 (一部開始前に必死になって札を覚えている方もいらっしゃいましたが) しかし、筆おろし済みのガチ勢の方々は、確実に札の記憶などの技術を習熟させてくるはずです。 次回以降の戦国カルタからも目が離せませんね! ……くわばらくわばら。 とまぁ、だらだらと書き連ねてみましたが、いかがだったでしょうか? 推敲などはしておりませんので、誤字脱字などはヒドイと思われますし、 読みづらい部分も多々あったことと思われます。 何よりも、それっぽく見えたとしても、実際にはすごくいい加減でテキトーに作ってありますから、 役に立つかと言われたら……(目を逸らす)。 ……本当に良く読まれましたね、こんな駄テキスト。 では、寝ます。おやすみなさ――あ、もう朝か……。 |
【小ネタ】(文:戦国かるた武将達) かのうさん以外のかるた武将が気を付けていた点なんかを、以下で羅列していきます。 ここら辺は個人差の範囲だと思いますので、 どれを自分の対策として取るかはその人次第です。 ◆一種類しかないキャラを優先して覚える(by紫龍) 何種類もあるキャラは文字と絵柄を両方覚えなくてはいけません 一種類しかないキャラは絵柄だけ覚えれば済むので、 文字を覚える労力を他の札に覚える労力に回しましょう。 ◆利き腕と逆の腕も使う(by紫龍) 札に近い方の手を使った方が速いです。 一日逆腕生活して慣らしておいてもよいかもしれません ◆自分の目の前の札は死守 これを取られると、相手の目の前の札を取り返さないといけなくなり 非常に精神的な負担が増します。 目の前の札の文字と絵柄を暗記(僕は5〜6枚覚えてました)し、 そいつらが出た瞬間取りに行く心の準備をしておきつつ、 あわよくば他の人の前の札をその場で取れれば儲けものという感覚で 手前は位置を暗記しておき、視線は遠くを見てました。 ◆取り札をしっかり押さえつける ミカド大会では審判判定による結審が結構あります。 そして時には体ごと突っ込んで来てでも札を取りに来る武将がいるのも事実です。 (Aリーグ最後の1枚参照) それがマナー違反かどうかは後に審判が裁定を下すことですから、その是非は置いておいて 何が何でも一度触れた札を奪われないようにすることです。 これは百人一首のルールのように、一度でも吹き飛ばしてしまえばその人の持ち札となるとか そういうルールにならない限りは鉄則です。 ◆手は膝に置き続けておく 後半ルールが整理されて「読まれている時は手は膝」ルールが定着していましたが、 例えそれがルールとして制定されていないとしても膝に置くべきです。 マナー云々の問題ではなく、身を乗り出す時に地面に手をついていると、 札を見つけて取りに行く時に体のバランスが崩れてしまうため、速度が落ちてしまいます。 |